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2006年11月29日 (水)

今宵も二人はテレビ族

今日は息子は社会科見学。
お天気も快晴、暖かくなるようでよかったよかった。
前回はあの嵐で、雨天決行でもさすがに延期。
待ったかいがあったねえ。

「お菓子持っていっていい?」
「駄目だよ。遠足じゃないんだから。勉強勉強」

社会科見学ってお菓子持っていかないんだったけ。
自分の時のことなんて遠い遠い昔のことだから、全く記憶にない。

はずむ足取り軽やかに出かけて行ったお気楽野郎。
そんな野郎の大切なテレビが壊れた。
突然画面が暗くなったなあと思っていたら、色とりどりのイルミネーションみたいな線が真ん中に入って、もう全くその線しか映らなくなった。
まあ、だいぶ使ったしね。
我が家の場合、酷使しているしなあ。

悲しいことにもう一台のテレビも壊れた。
一昔前に、作詞のコンクールでCD化とともにもらった一度きりの小さな栄光?の証。

http://www.evesta.jp/lyric/lyrics/lyric19799.html

夫の部屋にもう一台あったので、急遽これを運んできて代替。
これで我が家のテレビは1台になった。
あー、すっきり。

「長時間テレビつけている家の子って、概ね学力低いんだってよ。どの本にもそう書いてあるよ」(私)

「ふーん、でもさ、お宅の妹夫婦、よくTVつけてみているけど、T大の博士号までいってるじゃん」(夫)

「あのさ、もともと出来る奴は、何十時間TV見ようといいんだって。出来ない奴こそ気をつけなきゃいかんだろう」(私)

相変わらず救いようのない答えをめぐってバトル。
息子はとっくにそこらへんにはいない。

ま、どっちにしろ、テレビ1台になってこれでしばらく静かだわと思っていたら、1台のテレビをめぐって

「こいつ見ているのにまた変えた」
「ねえねえ、いつ新しいテレビ見に行く?」
「あっ、また変えた」
「ねえねえ、どうするの?」

あまりのうるささに、あまりのひつこさに、

「どうせ買うんだから、もうとっとと行って買ってこんかいー」と思わず一喝してしまった私。

「そうだねー」とにこにこ顔でとっとと出かけていった夫。

もう次の日には、新しいTVがやってきた。
37インチと一挙に画面が大きくなり、フラットで、当然画面もきれい。

テレビはない方が学力にはいいって話、誰か聞いていてくれたんだろうか?
この父にしてこの息子あり。
もう知力には見切りをつけたから、せめて資力をアップしたらどうだ。

(今日の一句)

 静けさは

 一日たりとも

 訪れず

 今日もバトルと

 文句の嵐

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2006年11月22日 (水)

マドンナのほほえみ

最近息子は学童から帰ってきてからまた出かけて行くようになった。
公園で友達を見つけて一緒に遊んだり。
少し前までは日が長かったからいつまでも明るかったが、最近はもう5時近くには真っ暗。
暗くなるとやっぱり心配になって、見に行ったり。
されど本人公園から秘密の道等を通って帰ってくるので、会えないことも多く、結局気をもみながら家で待っていた。
学校での真面目一徹の姿を見ると、あれで一日じゃ疲れるわなと、やっぱり一人リラックスタイムがないとと気をもみつつ待っていた。
「孫、それは命」のばばちゃんなんかそれは大変な気のもみよう。
仕事の帰り道、「雨が降ってきたから今日は家にいるかなあ」なんて思いあぐねつつ帰ってドアを開けると

「あっ、お母さん帰ってきた。お帰り♪」とニコニコでてきた。
機嫌もとてもよさげで安堵。

ご飯を食べて連絡帳に判を押さないととランドセルを開けたら、漢字のテストのプリントがでてきた。
そうだよ、今日テスト返却の日だった。
で、いそいそと見ると

80点!!
隣の子の答案持ってきちゃったのかと名前のところ確認しちゃったよ。

すごい!快挙だよ。
息子をバンバン褒めてやった。
1年の時は漢字書くのとっても嫌がり、公文の先生に「今は読みだけがんばれば大丈夫よ」となぐさめられ、2年もとつとつ、3年、マドンナの漢字読みのテストで大奮起してGW中新幹線の中で特訓、ほぼ満点でマドンナに褒めに褒めてもらってその時からぼちぼち、それでも4年の初めはイケメンに4年の漢字はまだ無理だから、3年の漢字を練習させておいてと頼んでいた。
夏休み前くらいからだんだん覚えられるようになり、4年の新しい漢字も結構覚えられるようになってきた。
長い年月と歴史に泣けてくるよ。
ああ、感涙。

学童に迎えに行ったばばちゃんによると、この日は息子にとってHappy Happyな一日だったらしい。
息子を待っているところへ、ちょうどマドンナが降りてきて

「今日○○君、またバスケでシュート2回も決めたんですよ」

さらに

「学生時代に私バスケやっていたんです。
 ○○君、バスケに向いてますね。
 あんな風にシュート決められる子ってなかなかいないんですよ」

おお、マドンナー。
あまりにやさしくて、いい人で、雄たけびあげたくなっちゃった。

どうりで私が仕事から帰った時にあの上機嫌な息子の様子。
遊びに行くのもとっととやめて、ばばちゃんと二人静かにTV鑑賞して
「楽しかったね。ありがとうございました。気をつけて帰ってね」
とご丁寧に見送りまでしたらしい。

マドンナのほほえみは世界をも照らし、少年最良の日であった。
マドンナのほほえみにまた乾杯とまらずの私であった。(それって毎日)

(今日の一句) 

 マドンナが

 ほほえむだけで

 木どころか

 天まで一挙に

 行っちゃう息子

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2006年11月12日 (日)

ハッピーマラボー

息子が突然夜になってわけのわからないことやってるなあと思って聞いていたら、学芸会の劇の効果音から始まって、音楽、そしてセリフと一人何役も演じている本人。
結構頭に入るもんだなあと感心した。
学校での練習の成果?でしょうかねえ。

「結構全部覚えていて、なんか一人で劇やってるよ」(私)

「あら、もう少し前にそれ学校でやったら、○○先生の役やれたのにね」(母)

○○先生!!それって主役。
相変わらずババちゃんのポジティブパワーは衰えを知らず。

学芸会のこのシーズン、友人と話していて、ふと思い出した幼稚園時代の大騒ぎ劇大会。

息子の幼稚園はとにかく行事が派手で有名だった。
音楽会だ、運動会だ(これは普通か)、そしてなんと行ってもクリスマスの時期に行われる劇がすごかった。
区内の大ホールを借りきり、年少は踊り&劇、年中は踊り、年長は劇。
何がすごいって、衣装を全部母親が縫う。
まず先生が出し物を決め、配役を決め、衣装の大体の案を決める。
それに基づいて同じグループ(配役)の母親同士で集まって衣装を決め、幼稚園に布地屋さんがくるので、購入し、作成。
とざっとこう書いただけでも面倒そうに聞こえるが、実情はもっと込み入っている。
皆自分の子の衣装を派手にしたいから、最初の案からどんどん付け加えられて出来る頃には、

「紅白歌合戦、小林幸子、美川憲一にも負けませんわよ」とさえなっている。

ちなみにうちの息子は、年長時「くるみ割り人形」のねずみの役で、ねずみならちょっとグレーのタイツにシャツに、しっぽ作ればいいぐらい?と思っていたら、実際の衣装はサテンの赤地ブラウスに、黒のサテンズボン、すそ黒のマラボーつき、帽子もサテンで作成し、靴は上履きを黒のサテンで包み、ねずみの目鼻をつけ、戦う剣&ベルトも作成。これぜーんぶ母親の手作り(うちは当然ババちゃんの手作り)

出来上がったねずみは、
「銀座のパーティーにご出席?」ってな感じだった。

息子、劇が好きだったから、ねずみの時もどさくさにまぎれて敵側の方も出演しちゃって、劇の7割方出ていたから、まあババちゃんがんばって衣装縫ってくれたかいあったけどさ。

いつも衣装作成グループには一人は仕切り屋、私におまかせ女がいて、

「スパンコールもつけましょうよ」(めんどくせー)
「靴に顔もつけましょう」(なもん遠めに見えねえよー)
「黒いマラボーもつけましょうよ」(一体どこにデビューするんだよー)

あれこれ提案してきて、うちでは「マラボー○○」と呼ぶようになり、途中からそいつの電話は出ないようにした。

買った小物を全部変更しましょうという、不届き女もいて、

「うちだけ元のままで、一人違ってかまいません」と一喝してやったこともあったなあ。

本当、今考えると大騒ぎもなつかしい。
ババちゃんには色々迷惑かけちゃったけれど、でもあの3,4,5歳の頃に色々な衣装を着せて舞台にだしてやれたのは、やっぱり楽しい嬉しい思い出だったなあ。

今回はナレーターだから、上白いブラウスに、下黒の半パンツと黒い靴下、胸には先生作成の赤いリボン。
いやあ、幼稚園に比べたらシンプルシンプル。

あの大騒ぎドタバタ学芸会も懐かしいなあなんて、過ぎてしまえばね。

(今日の一句)

 マラボーは

 何してるやら

 なつかしい

 きっと今でも

 パワー全開

 

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2006年11月 9日 (木)

お母様とは呼ばないで

昨日はババちゃんの誕生日。
グッドタイミングで上司が歌舞伎の券(お食事つき)を2枚プレゼントしてくれたので、二人していざ歌舞伎座へ。

現地到着。回りを見回すと平均年齢低く見積もってもずばり70歳。
なんか落ち着いているっていうか、皆声もアルトで静かな雰囲気。

席も前の方で舞台もばっちり。
団十郎も三津五郎も富十郎も仁左衛門も福助も見れて大満足。
本当に優雅な世界だ。
イヤホーンも借りたから、話もよくわかるしね。
富十郎は喜寿。長男7歳と競演。

「えっ、77歳。ってことは70歳の時の子。ひょえー」とばばちゃん。
雅の香り漂う雰囲気の中、「ひょえー」はやめてくれよ。
といいつつ「74歳の時にもう一人子供出来たんだよ」
と雅の香りからさらに遠のく芸能ニュースをふきこむ私。

ふと前を見ると、着物姿の女性と4歳ぐらいの女の子が目についた。
お母さんの方もなかなかの美人だけれど、女の子の方もちゃんと着物姿。
小さいのにきちんとすわり、じっと見ている。
どこかで雑誌で見たような、多分富十郎さんの奥さんとお子さん??
いやあ、人間国宝のお子様は違うんだなあ。

幕間に幕の内も頂いて、幸せ気分で帰り道。
これで子供の勉強さえ見なくてすむんだったら、雅気分なんだけどな。

今日見た鶴亀の節会のごとく、うちのおぼっちゃまのお勉強の進捗状況も、めでたい鶴と亀&天女の舞いのごとく、格調高く典雅に行かないもんかねえ。

「ねえねえ、お母さんまた怒ってる。にっこりにっこり」と最近の息子の口癖。
さらに最近わざと外でも「お母様ー」と私を呼ぶ。
それを聞いて私の方を振り返るのは、みんなやめてくれよ。
「えっ?}て顔もね。

(今日の一句)

 鶴亀と

 天女が舞って

 雅やか

 お母様も

 ひたっていたいよ 

 

 

 

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2006年11月 3日 (金)

メンに免じて許すとするか

この三日間は学芸会。
お気楽息子はナレーター役で、5人で舞台に上がるのだが、立ち位置まん真ん中。
母、大変満足。(自分さえよければいいのか・・・もちろんである)
歌もお手てふりふり、のりのりで楽しそうだった。
本人、大変満足。
三日間の間、子供たちは、出演したり、鑑賞したり、と思えば校庭では時間の空いた学年が体操の授業をしていたり、大忙しである。
ま、三日間の間は、お祭りみたいなもんかと思っていたら、

毎日やたらテストが多い!!

「なんでさ、テストばっかりやらせるんだろう。もうー」(私)
「行事で落ち着かないから、授業やって教えても身に入らないんじゃない。
 ま、この間は勉強は家庭でやれってことよ」(母)
「えっ、家庭でやれってこと!」(私)
「テストやるって言ったら、家庭でやらせるからねえ」(母)

ったく、敵もさるもんだよなあ。
子供たちも、劇はやるは、静かに見てなきゃならないわ、合間にテスト受けてカリキュラム進めろってか・・・

暴動起こしてやったらどうだ。こんなむちゃくちゃ計画。

ま、今、履修問題も取りざたされているしね。
ノルマこなさなきゃならないってわけか。

そんなあれこれ忙しい中、イケメンはせっせと動いてはいるが、どこかマイペース。
先日も

「休日に学校に行く○○日、何時ごろ終わるのでしょうか?」(私)
「給食がないので、お昼過ぎには終わります」(イケメン)

しかし、給食の表をよく見ると、その日献立が書かれていたので、もう一度

「先生、給食はあるのでは?」
「いいえ、給食はありません」
「でも献立表に書いてあるような・・・」
そこですぐそばにいた男子生徒が冷静な口調で
「先生、給食あるよ。ここにそう書いてあるじゃん」

イケメン、4年生に指導されていてどうする。
イケているのはメンだけかい。
天は二物を与えんかったのかい。

最近は、早めに提出物を息子に持たせると、それで思い出すのか、あわててその日の連絡帳に「明日持ってくるもの」として子供たちに書かせているイケメン。
ま、なんなら私をスーパアドバイザセクレタリーに指名してくれてもいいけどさ。

ダブルキャストの出演者の名前を、学芸会当日の前日に配布したイケメン。
うっかり自分の子供が全く出演しない日に、見に行くとこだったよ。

ま、こんなドジなイケメンでも立派に小学校教師。
うちのお気楽息子がひとかどの者になってどこが悪いよ。
大船に乗って、大海原を今日も高らかにかっ飛ばして行きますか。

(今日の一句)

 イケメンは

 どこかぬけてて

 ドジっぽい

 メンがいいから

 許してやるよ

 

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