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2007年3月28日 (水)

マリア様からのご忠告

空も晴れ晴れ。風もさわやか。
一番お楽しみのプールに出かけ、さあ泳ぐぞとプールサイドに立つと、

げぇー、またきてる。ドーバー海峡兄ちゃん。
兄ちゃん、ここでたまにコーチのバイトをしながらせっせと泳ぐ20代の若者。
方々の大会にも出ている実力派。
まっ、ある意味素人さんの泳ぎではないわけで、その上に体力はあるわ、若さあふれるパワーはあるわ、とにかく泳ぎがすごい。
横で泳いでいると、水面が揺れる揺れる。
水しぶきで海にきているみたいだ。
この前なんてあまりに水が揺れるので、船酔い?みたいになってしまった(二日酔いも入っているけどね)そう、まるでドーバー海峡で泳いでいるみたいだ。
私しゃ、波にのまれて水は飲まされるし、ババちゃんは大波にやられて水飲んでおぼれ?かけた。
腹立つけど、まあ、週1回だしと我慢していたが、3回続くと仏の私も(えっ?)マリア様の私も(えっ??)キレテ、速やかにクラブへお手紙を書いた。

「スポーツクラブは楽しくリラックスする為にくる場所だと思います。
 人をけちらして、自分の泳ぎを追及するのはちょっと違うんじゃないでしょうか」

大体、兄ちゃん半分職員のくせに、お客蹴散らして泳いでどうするよ。

数回、兄ちゃんの姿を見なかったのでホッとしていたら、また兄ちゃん登場。
私がクレーム書いたのは伝わっているだろうし、先輩には怒られたようだし、ちょっと気まずい私。
誰だって本当は文句なんか言いたかないんだよっと。
別のコースで泳いでいたんだけど、混んできたので仕方なく兄ちゃんのところへ。
あらまあ、今日の兄ちゃん、人が変わったよう。
クロールもバタ足もせず、手で静かにかいてトレーニング。
ドーバー海峡からいっきょに静かな渚にきたみたい。
しかも25mで折り返す私を反対側の壁で待って、私を先に行かせてから静かに泳ぐ。
な・な・なんか緊張するなー。
家で息子を黙らせるだけでなく、
学校でイケメンを黙らせるだけでなく、
スポーツクラブの兄ちゃんも黙らせてしまった。
そのうち皆のうらみでブスっと。
夜道にはくれぐれも気をつけようっと(くれぐれも気をつけたいのは向こうか)
まっ、言ったおかげで兄ちゃん静かになったし、イケメン通信簿の評価を元の所へあげてつけたし(さらに色つけてくれてもよかったのに。気のきかんことよのう・・これは意見じゃなくて脅しの領域)、息子も私の言うなり・・・ところがこいつだけはそうはいかない。

先日お世話になっている(イケメンとは別の)先生と面談する機会があって

「ついバトルになっちゃうんです」と話したら、先生とても不思議そうに
「頭にくるのは、一体どういう事で?」

どういう事で?ってあーた、そんなの発表したら軽く2hはかかっちゃうって

先日もうちから3駅先の大きな公園に行きたいっていうから、連れていって楽しく遊んで帰り道。歩いて帰るというので二人してどんどん歩き出した。
3駅分って結構ある。
1hを超えようとした所で、息子が突然時間を気にしだしたのでどうしたのかと思ったら、5時からみたい番組があるという。
それからダッシュで家へ向かった。
で、なんとか間に合いそうな距離まできて高架線の下、立ち止まる息子。
「何やっているの?」と聞くと
「電車の音が恐いんだもん」
されど回り道は嫌だという。
迫りくる時間にイライラしながら、爆発寸前の気持ちを抑えて、ご丁寧にも上がり下り計3台もやりすごし、ようやく高架の下をくぐりぬけた。
頭にきて

「もう、間に合わないわね」と言ったら

「いいよ。朝も見たから」

だ・だ・だ・誰の為にダッシュして
だ・だ・だ・誰の為に気をもんで

頭中の血管のキレル音が聞こえてきそうだ。
無言でその場に息子を捨てて帰った。
さすがに危機感を感じたのか、必死の形相で追いかけてきた。
もう遅いよ。
キレル前に必死になれよ。
ったく、どいつもこいつも。
マリア様の顔も3度まで、4度目からはパンチが飛ぶよ。

(今日の一句) 

 穏便に

 静かにそっと

 暮らしたい

 波風立てず

 行かんもんかえ

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2007年3月19日 (月)

天才は忘れた頃にやってくる

こう見えても、お気楽息子の芸術性は高い。
一番のお気に入りの番組は、「美の巨人たち」だし、次のお気に入りだって、「N饗アワー」
「日曜美術館」もお気に入り。
息子のおかげで、我が家の格調も一挙にUP。
しかし、これだけ美しいものを見聞きしているのに、どうして全く実践に結びつかないのだろう?
息子の絵はすごい。
どうすごいって、人を描いても、肩もなけりやあ、目鼻もおぼろげ。
幼稚園の時から全く進歩していないのだ。
こいつは一体どこを見ているのか。

幼稚園の時、ママ友に息子の絵を見せてこぼしたら、

「あら、この色とりどりのところなんかいいじゃない。
 園庭の遊具を描いたんじゃないの?」

えっ?これ遊具なの?
このわけのわからない代物が??

さすが、幼稚園のママの中でもやさしさNo.1に輝くママだけのことはあった。
こういうママのもとだと、子供もすくすく健やかに育つんだろうね。

ばばちゃん、ああ見えても手先器用で、絵もうまい。
水彩画クラブでさらに腕に磨きをかけている。
ばばちゃんに絵の事をこぼすと、

「それでいいのよ。
 うつしたような絵じゃ駄目なのよ。
 ひょっとして、絵に才能あるんじゃない?」

さすがスーパーまごバカばばちゃん。
まっ、息子の可能性はどれもひょっとしてにかけるしかないものばかり。
ひょうたんから駒的期待のみだもんね。

でも、よく考えたら、息子ばかりを責められない。
ああなってしまったのは、DNAのなせる業。
息子自身も不幸な星の生まれだっただけのこと。
なんてたって私は不器用。絵も全然ダメ。
ババちゃんのDNAはどこへ流れて行ってしまったんだろう?

前に息子に教えてようと思って鳥を描いたら

「これは何だ?」と息子に聞かれた。
「これは何だ?って、すぐわかるでしょ、この絵みりゃあ」と迫ったら、
「お母さん、これは豚だね」

豚が空を飛べるかい?
豚には羽根などついとらんとよー。

昨日、マックのおまけでもらったボールペンで、久しぶりに絵を描くという息子。
またどうせ、肩、目鼻のない、いつもの絵でしょと思っていたら、昨日はちょっと違うものを描いている。
出来上がりの頃、もう一度のぞいてみると、それは斜めにかしいだ大木だった。
木肌の感じもよくでていて、枝の感じもよく出ている。
いやあ、久しぶりに感動した。
だって、ほんの少し前までは、肩のない、これってもしかして人?みたいな絵1本槍だったんだもん。
久しぶりに素直に

「上手に描けてるねえ。この絵すごくいいよ」と言うと、息子は
「木だよ。風がふいた時のね」と巨匠のごとく堂々としたお答え。
自分でもよっぽど満足いくできばえだったのか、大切な給食献立表をどかして、一等いい場所にはっていた。

子供って思わぬ発展を見せる時があるんだわね。
天才は忘れた頃にやってくる。
この調子で忘れない前に、お勉強の方でも天才ぶりを見せてくれよ。
一つ頼む。

(今日の一句)

 天才は

 忘れた頃に

 やってくる

 それっていついつ?

 教えていついつ?

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2007年3月14日 (水)

僭越ながらアレのお話

TVを見ていたら、子供が立ちションをしている場面を見て、息子がにやっと笑ってこちらを見て、

「あっ、チ○○!」

思わず自分の耳を疑った私。
天使のように清らかで(誰がかいな)
小川のせせらぎのように澄み切った(ほんまかいな)
うちの麗しきおぼっちゃまが、「チ○○」・・・バカって事さえ今までに行った事もないのに。
二度とそういう言葉を口にしたら、この次はとってもひどい目にあう事になる旨おごそかに告げてやった。
まったくもう、余計な言語はいいからまともなボキャだけ増やしてくれよ。

昨日、スイミングが終わり、着替え中の息子。
出口の方に近いし、仕事帰りの私はお腹も空いたし早く帰りたいので男子ロッカーに入り、息子のお着替えをお手伝い。
(はいはい、私は馬鹿がつくほど過保護親でございます)
小学生で満杯のロッカーからはこんな会話が聞こえてきた。

「おまえさあー、チ○○、見せられる?」

すかさずにやにやして私の肩をたたく息子。
(かか様よ、巷でもみんな言っているんだぜ、と嬉しそうに目が言っている)

言われた相手は胸をそらして、「見せられるぜ」
(あんたのなんて見たくないって、って男子ロッカーにいる私の方がいけないのか)

「トイレとか、着替えている時じゃない時だぜ」

相手の子はどうもトイレとか着替えている時を考えていたらしく、ちょっとビビりがちに

「見、見せられるよ」
「校長先生の前でもか、安倍首相の前でもか」

こんな会話で男子ロッカーは大賑わい。
とっても参加したそうな息子の背中を押して、笑いをかみころして外へ出た。
本当に、馬鹿みたいなこと言って、小学生の男の子っていうのも面白いねえ。

帰ってからババちゃんに話すと

「ふーん、やっぱり子供にとって校長先生っていうのは威厳あるもんなんだわね。
 安倍首相に匹敵するくらい」

そうだよね。考えてみれば小学生の時に校長先生って朝会の時にのみ会う、雲の上の人だったもんね。
でも、息子の学校の校長先生と話してからは、「普通のおじさんじゃん」って拍子抜けしたもんね。
息子が学校でいたずらすると、

「お母さん、怒ってもきかなくて。どういう風に怒ればいいんでしょう?」って泣きの電話入れてきちゃうしさ。

「学校でのことは学校で処理して下さい」って私に怒られちゃうしさ。

何度も泣きの電話入れてくるので、そのうち電話かかってくると、電話機の画面の番号を見て

「あっ、また校長。うちは留守でーす」とお風呂に入っちゃうようになったし。

息子の方だって新入1年生で朝会での在校生の顔合わせ会で、校長先生が壇に乗ったら、後ろから一緒に乗ってしまって、朝会大爆笑。
校長先生が朝会終わったら、先回りして校長室に入り、席に座って

「おかえりー」と校長先生に手を振り、
思わず校長先生「ただいまー」って言っちゃったって言ってたなあ。
その頃から思えばお気楽野郎もすっかり大人しくなっちゃって、なんだかつまらんなあ。
ま、人間誰でも成長していくんだわね。
それでも昨日、1/2成人式で作成したアルバムを見ると、クラスの子からのメッセージの多くが

「いつも明るいね」
「いつも明るいから、元気をもらえるよ」だった。
学校では無口だけど、相変わらず何だか面白いことやってるのかなあ。
まあ、お気楽で人生いければそれが何よりか。
母は一度金銭面でお気楽気分を味わってみたいもんだが。。。

(今日の一句)

 天使かと

 思っていたら

 違うのね

 酸いも甘いも

 わかっているじゃん

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2007年3月 7日 (水)

進むか戻るかどうするどうする私!

人生はすごろくのごとく。
人生ゲームみたいなロングセラーで人気のゲームがあるぐらいだものね。
で、毎日の日々は人生の小さな一こま。
プチラッキーなことから、愕然休止みたいなことまで色々なことが過ぎて行く日々はある意味すごろくみたいだ。

朝、いつもより早く目覚めて時間があったので、朝シャンしてブロー。
天気もよく晴れやか気分。
暖かいので、お気に入りの春物の洋服着る。(2コマ進む)

出勤途中、「おはようございます」というさわやかな声が。
見ると、イケメンpart2!
この先生、5年生の担任だが、1年生の時すごく息子を可愛がってくれた、体育系さわやかイケメン。
私のこと覚えてくれていたんだ。
しかも向こうから声かけてくれたよん。
朝シャン、ブローしてきたかいがあった。(一挙に5コマ進む)

出勤してみると上司がもう来ていた。
月曜日の朝はゆっくり来るって行ったじゃん。
しかも昼休みさえ外に出かけて行かず、これじゃあ気分が煮詰まりそうだ。(4コマ戻る)

午後突然会議の予定が入る。
しかも時間を間違えて、1時間も早く出かけていく。
あー、これで息がつける。のんびりのんびり。(2コマ進む)

帰りの電車の中、なぜか私の横の席に入れ替わり立ち代わりユニークな乗客が。
まず、最初のOL、見かけは普通の人なんだけど、低い声でずっと歌ってる。
で、OL次の駅で降りて、次に座ってきたのは、ビール片手のおじさん。
まだ、春にもなってないぞー。
しかもロング缶。
ま、静かに飲んでいたからいいけど。でこの人2つ先の駅で降りた。
で、次に乗ってきたのが、若いOL。
完全スッピンから、なんと永遠と化粧を続けて、すっかり仕上げていった。
どうして、こうも私の横に入れ替わり立ち代わり?
コマも前に進んだんだか後ろにいったんだかわからなくなっちゃった。

お気楽息子のすごろくな一日はこんな風かな。

朝、中々目が開かなくてふとんの中でまどろんでいたら、

「学校やめるのね。朝ごはん食べちゃうからね」(1回の寝坊で小学校中退かよ)
と、さわやかな朝に似つかわしくない母の声に起こされる(まだ前にコマが進んでいないうちからすでに2コマ戻る)

学校へ行ってみると朝から漢字テスト。
しかもあまり練習してない漢字ばっかり出てくる。
テストが返されたときの母の激怒ぶりが手に取るように浮かぶ。(5コマ戻る)
あっ、でもさ、テスト持って帰らなきゃいいのか。机の中に入れときゃいいんだ。
俺って頭いい。(本人の気分だけ2コマ進む)

漢字の毒気にあてられてへこみ気分のまま休み時間。
校庭に出ると

「○○君ー」

マ、マドンナ先生が手を振ってくれた。
しかも一緒にバスケをやってくれた。
漢字のテストの疲れも吹き飛ぶぜ。(一挙に10コマ爆進)

元気回復した所でお楽しみの給食タイム。
さあー、今日は何かな♪

げぇー、野菜チャーハンに、野菜サラダ。
野菜ばっかじゃん。
また疲れがよみがえってくる。(1回お休み)

放課後、スイミングに出かけ、終わった頃に母がお迎え。

「今日漢字テストあった?」
「うん。」
「出来た?」
「うん。ちゃんとやったよ」

ちゃんとやった事と、あってたって事はまた別問題なんだよ、母様よ。
まっ、いいか、ばれたわけじゃないし。
今日も平穏無事。マドンナとも会えたし。
概ねOKな一日であったとお気楽気分でしめる。

やはりこいつは一日の終わりも、お気楽気分か・・・。

(今日の一句)

 人生は

 すごろくのよう

 進んでく

 行きつ戻りつ

 ちょっとは進めよ

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