« 僭越ながらアレのお話 | トップページ | マリア様からのご忠告 »

2007年3月19日 (月)

天才は忘れた頃にやってくる

こう見えても、お気楽息子の芸術性は高い。
一番のお気に入りの番組は、「美の巨人たち」だし、次のお気に入りだって、「N饗アワー」
「日曜美術館」もお気に入り。
息子のおかげで、我が家の格調も一挙にUP。
しかし、これだけ美しいものを見聞きしているのに、どうして全く実践に結びつかないのだろう?
息子の絵はすごい。
どうすごいって、人を描いても、肩もなけりやあ、目鼻もおぼろげ。
幼稚園の時から全く進歩していないのだ。
こいつは一体どこを見ているのか。

幼稚園の時、ママ友に息子の絵を見せてこぼしたら、

「あら、この色とりどりのところなんかいいじゃない。
 園庭の遊具を描いたんじゃないの?」

えっ?これ遊具なの?
このわけのわからない代物が??

さすが、幼稚園のママの中でもやさしさNo.1に輝くママだけのことはあった。
こういうママのもとだと、子供もすくすく健やかに育つんだろうね。

ばばちゃん、ああ見えても手先器用で、絵もうまい。
水彩画クラブでさらに腕に磨きをかけている。
ばばちゃんに絵の事をこぼすと、

「それでいいのよ。
 うつしたような絵じゃ駄目なのよ。
 ひょっとして、絵に才能あるんじゃない?」

さすがスーパーまごバカばばちゃん。
まっ、息子の可能性はどれもひょっとしてにかけるしかないものばかり。
ひょうたんから駒的期待のみだもんね。

でも、よく考えたら、息子ばかりを責められない。
ああなってしまったのは、DNAのなせる業。
息子自身も不幸な星の生まれだっただけのこと。
なんてたって私は不器用。絵も全然ダメ。
ババちゃんのDNAはどこへ流れて行ってしまったんだろう?

前に息子に教えてようと思って鳥を描いたら

「これは何だ?」と息子に聞かれた。
「これは何だ?って、すぐわかるでしょ、この絵みりゃあ」と迫ったら、
「お母さん、これは豚だね」

豚が空を飛べるかい?
豚には羽根などついとらんとよー。

昨日、マックのおまけでもらったボールペンで、久しぶりに絵を描くという息子。
またどうせ、肩、目鼻のない、いつもの絵でしょと思っていたら、昨日はちょっと違うものを描いている。
出来上がりの頃、もう一度のぞいてみると、それは斜めにかしいだ大木だった。
木肌の感じもよくでていて、枝の感じもよく出ている。
いやあ、久しぶりに感動した。
だって、ほんの少し前までは、肩のない、これってもしかして人?みたいな絵1本槍だったんだもん。
久しぶりに素直に

「上手に描けてるねえ。この絵すごくいいよ」と言うと、息子は
「木だよ。風がふいた時のね」と巨匠のごとく堂々としたお答え。
自分でもよっぽど満足いくできばえだったのか、大切な給食献立表をどかして、一等いい場所にはっていた。

子供って思わぬ発展を見せる時があるんだわね。
天才は忘れた頃にやってくる。
この調子で忘れない前に、お勉強の方でも天才ぶりを見せてくれよ。
一つ頼む。

(今日の一句)

 天才は

 忘れた頃に

 やってくる

 それっていついつ?

 教えていついつ?

|

« 僭越ながらアレのお話 | トップページ | マリア様からのご忠告 »

コメント

 私、女の子の絵よりも男の子の絵が大好きだよ。 高学年になっても、男女の絵を比べると、まったく違うので面白いよね。

 女の子は段々漫画チックに、髪の毛にリボンつけたり、華美な洋服になっていくけれど、男の子はたんちゃんの息子さんのような絵のままだよね。 

 でもね、よく観察すると、男の子の絵の方が面白いの。 解読する楽しみがあるんだよね。 

 うちの天才も本日誕生日、めでたく13歳。 干支が一回りしたかと思うと、凄いよね。

投稿: Amy | 2007年3月20日 (火) 06時19分

私も男の子の絵が好きだな!幼稚な絵に見えるけどどこか奥深くて・・・

うちの息子もまったく絵の進歩が見られないのだけど、絵ばかりか工作全般もだけどねっ(*^_^*)ついつい玄関先に飾ってしまうわ!「見よ!00区のピカソを!」といわんばかりに飾ってやるよ!

来る人来る人、「何ですか?すごい作品ですね?息子さんが作ったのですか?お上手ですね!」って馬鹿にされていようがいまいがお気楽私は、「うっうちの子才能あるかも??」って思っちゃってうきうきしちゃうんですよね!親も馬鹿なら子も馬鹿だから・・・

良いのよね~身内に受けよければ、いつかはわかってくれる身内が出来るなんてね!たんちゃんのばばちゃん、私目指せるかしら?

投稿: achan | 2007年3月20日 (火) 10時51分

うちもです。教室にはられていても一目でわかるほどピカソのような抽象画。人間も宇宙人みたいで人全体を書いている時はまれ。この間やめたけど絵や工作をする教室に幼稚園の頃から通っていたなんて口がさけても言えなかったです。でもこの間木工細工で誰が見てもわかるロボットを作っていてこれは本人も気に入ったらしくお持ち帰りで一等いい場所に飾っていました。やはり時
々見せるこの天才肌がいいのかもしれないです(=^_^=)巨匠の息子君もこれから楽しみだね…(^◇^)

投稿: チャッキー | 2007年3月20日 (火) 13時11分

Amyさん、お嬢さんお誕生日おめでとう。もう13歳なのね。お家にお邪魔した時はかわいいパンツがちらちらしてたのに、13歳になったお嬢さんにお会いしたいなあ。普段は女の子っていいなあって思う時の方が多いのよ。お気楽息子相手だと、絵に描いたような親子ってわけには殆どいかず。男の子をつぶさずに育てるには広く大きな心が必要だなあとつくづく思います。
achan>息子さんの作品を玄関に飾ってあげてるっていうschanって本当に素晴らしい!。そんなママを持つ息子さんだからのびのびとあんなに優しくて、魅力あふれる少年なんだね。子供を育てるのはやっぱり母の力、母が認めてて応援してくれる愛が大きいよなって思います。
チャッキーさん>その昔、作詞の勉強をしてた頃に、師匠によく言われたのは、「そこそこ上手に書ける作詞家っていうのは掃いて捨てるほどいる。世に出る作品を書ける人と言うのは、その作品を聞いただけで誰が書いたかわかる持ち味がある。この人ならではのカラーがある」詞でも絵でもやっぱり一流って言われる人の作品は、すぐに誰が書いたかわかるものね。息子さんはかけがえのない、素晴らしい才能を持っているんじゃないかなあ。母はきっといち早くそれを見抜いているんだろうなあ。

投稿: たんちゃん | 2007年3月20日 (火) 23時19分

 最近スカートをあまりはかなくなったけど、「オーバーパンツはいてる?」って聞いたら、前をどばっとめくって見せてくれました。 「まだこんな風にするんだ」って思ったわ。 スカートはき慣れていないから、見えちゃうんだよね。 心配。 

投稿: Amy | 2007年3月21日 (水) 02時22分

Amyさん>まあ、可愛い。13歳ってまだまだあどけないのね。今時の中学生って、この方大学生?っていう子も少なくないもの。お嬢さん純真で、可愛らしいですね。

投稿: たんちゃん | 2007年3月21日 (水) 12時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/168092/14319280

この記事へのトラックバック一覧です: 天才は忘れた頃にやってくる:

« 僭越ながらアレのお話 | トップページ | マリア様からのご忠告 »