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2007年4月23日 (月)

バッカな女の一人言

おだてには滅法弱い。
褒められると、あっという間にその気になれる。
最近も心優しい知人が

「サウナに入るようになってから、肌きれいになったよね。ぷりぷり」

なーんてとてつもなく嬉しい事を言ってくれるので、

「よっしゃあ。さらにみがくか」
(さらにって、もう既に磨かれている上に積み重ねるつもりだと・・・すでにその気
 ○○もおだてりゃ木に登るからね)

で、手始めにエステを検索。

た・た・高い。
しかも遠い。
続く道理がない。

とすぐに結論も出て、とっととあきらめていたところ、ババちゃんから

「スポーツクラブに来ている人で一人、運動終わった後に毎回せっせとボディクリームぬっ
て丹念に全身をマッサージしている人がいるのよ。そりゃあ肌きれいよー」の情報。

自分でやれば毎日やれる。
エステ行く事思えばボディクリームをたっぷり使ってもしょせん知れている。
続かない道理がない。

と安易な結論にホクホクしてさっそくボデイマーサージを始める。
2日で終了ー。
だからそれじゃあ今までの人生そのものだろう。

反省してどうにかせにゃあかんと思案していたところ、新聞で佐伯チズの「美肌生活」好評発売中の記事を見かけた。
検索してみた所、身近な材料を利用し、さして面倒なこともない方法らしい。
しかも写真での説明だから、これだったらわかりやすく続くかもと早速書店へ。

あった、あった。早速手に取ろうとしたら横に同じような大きさで、同じ写真タイプの本が。

「藤田弓子のわがままダイエット」

これも欲しいー。
この2つを実践したら、無敵じゃん!

と思いつつ迷ったが、まず1つを征服してから次へ行かんと、2冊読んで満足しただけで終わるに決まっていると、今回は美肌だけにとどめた。
(少しは自分というものが分かってきたじゃん私)

いそいそと家に帰り、本を開く。
ふーむ、カカトをきれいにするのに軍手を使ったりと実践できそうなアイデアも多々。
されど、メイク落としの手順など、なかなか細かくしかもそれを3回やれとのお達しにめまいがしたが、まず下地のファンデーションに的を絞り、毎日本を見ながらやって手順を覚えることに集中することとした。
小さなステップを毎日積み重ねる。
あれもこれもと手を出さず、1点集中。
なんかお気楽息子への勉強対策に通ずるものがあるよなあ。

心なしかムラなくファンデションがぬれるようになってきた気が。
何事も気分気分。
気分が大事なんだよね。
友人の褒め言葉はここまで私を育ててくれたよ。

ババちゃんにもよく言われる。

「怒ってばかりじゃなくて褒めてあげなきゃ。
 褒められれば嬉しくなってがんばるんだから」

毎週月曜日のスイミングはジジちゃんが送っていってくれるんだけど、学校から直接行くので早めに着くので始まるまで30分もある。待つ間ジジちゃん息子の横で、

「お前はすごく上手だよ。一番上手だよ。
 バタ足なんかすごく上手にするから、あんなに早く進んでいるだろう。
 後はコーチの説明をもう少しよく聞くようにしたら絶対ものすごく上手くなるよ」

とずっと話して聞かせたら、その日はものすごく真剣にコーチの話を聞き、がんばっていたらしい。
やはり褒めて応援してやらんといかんのね。

あのレーガンだって、ナンシー夫人が毎晩

「あなたは最高。あなたが一番よ。
 あなた以外に大統領にふさわしい人なんていやしないわ」

と耳元でささやいて、これが何より大統領の活力の源だったしい。

つまり、この私のせいで、夫と息子はいまひとつなわけか。
(いま三つの私に言われたかないでしょうが)

わかっちゃいるんだけど、褒めるってものすごくむずかしい。
無理にがんばってテンパって

「よくできるようになったわね」

と始めても気がつけばあっという間に

「あのさー、バッカじゃないの。
 あっ、じゃないのは余計か。バカか」

考えてみれば、男の一人や二人、その気にさせて大きく育てることさえ出来ないこの私が一番の大バッカものか。

(今日の一句)

 褒められて

 育てよ今日も

 すくすくと

 バッカな母など

 あてなどせずに

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コメント

うひょ~(*^_^*)益々磨きがかかっちゃうじゃない?
でもこれって、本心から言っているから、言えるのかもねぇ。
私も誉めなきゃ誉めなきゃと思えば思うほど、本心の扉が開いて、思いのほかあれこれ言っちゃうのよね。
うちの息子も旦那ももっともっと誉めれば学力も業績も伸びたのかも??
おじいちゃんも本当に心から息子くんのこと良く頑張っているって思っているんだよね。だから言えるんだよね。
っと誉められない私自身も慰めてどうするのってな感じです。ハハハ・・・

投稿: achan | 2007年4月23日 (月) 21時36分

何を隠そう心優しいachanの言葉で奮起した私。achanはいつも優しくて褒め上手だもん。だからあの素晴らしい息子君とご主人が存在するのよね。私も本心の扉はばんばん開いちゃて、頑張っているって思わないわけじゃないけれど、頑張れるならもっと頑張ればいいじゃんって方の扉がばくばく開いちゃうのよね。何だか金欲に似たものが。。。

投稿: たんちゃん | 2007年4月23日 (月) 23時08分

自分が周りから褒められたり認められたりして「褒められて(認められて)嬉しい♪よ~し、頑張っちゃうぞー!」と実感する経験が少ないと、中々他人を自然に褒める事ってできないですよねー。
ダンナ・子どもを褒めて育てるためには、母も沢山褒められて「褒め褒めパワー」をいっぱい蓄積させておく必要があるような気がします。
傷の舐め合いには生産性はないけど、褒め合い・認め合いは世界さえも変えていける力があると思うよ。

たんちゃんもここに集まっているお友達さんも、地に足をつけてゆっくりでも一歩一歩確実に進んでいく大切さを知っている人たちですよね。
人生って一日一日の積み重ね。
最後に笑うのは堅実派でしょう!
私たちの将来も子ども達の未来も明るいのだ♪間違いない。

投稿: ぶっちぃ | 2007年4月28日 (土) 09時20分

 フフフ、読ませていただきながら、「私たちって似たもの同士?」って思わせて頂きました。
 子供のことはまだ褒められても、夫のことはどうやって褒める事ができましょうか? 
 でもね、うちの子って変なのよ。 夫の前で褒めてあげると、妙にいやがります。 「サラリ~」が好きみたい。 
 
 私も佐伯ちずさんの本読みたいな~。

投稿: Amy | 2007年5月 2日 (水) 03時31分

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