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2007年4月 3日 (火)

少年よ大金を抱け!

先日見た番組の中で、ダウン症の青年とそのお母さんが出演している番組があった。
その青年の髪の毛が短く立っているような髪型で、バンドかなと思ったらやはりそうで、自分達でバンドを組んでいるらしい。
最初にバンドをやりたいと言った時、お母さんは無理なんじゃないかと反対したらしい。
それでもがんばって説得してバンドを続け、今ではお母さんも応援してくれている。
少し返答をするのに時間がかかる所があるけれど、とても明るい好青年で、夢で瞳がきらきらしていて、毎日が充実している様子が伺える。

「これからの夢は?」との司会者の質問に
「他のバンドとコラボレーションしてみたい」そして
「一人暮らしをしてみたいです」

今の世の中、ニートの若者も多く、いい年になっても独身のままで親と同居し、親にどっぷりと頼っている若者も多いのに(ものすごくいい年になってもどっぷりと親に頼っている私に言われたかないか)強い自立心と夢を持ち、本当に偉いなあと感心した。

バレエ仲間の一人は、もうすでに成人した男の子(もう子じゃないね)を二人持つお母さん。
「春休みどう?」と聞くので、
「頭にくる事が多くて、親子バトルですよ」と言うと、
「つい、毎日顔を合わせていると言っちゃいけないことも言っちゃうんだよね。
 出て行けーとか」

息子さんが高校生の時にけんかをして頭にきて
「もうあんたなんか出て行け!」と言ったら、
「あっ、もう少し後でいいかな」と冷静に言われて、びっくりしたそうだ。
一人で暮らすことを、もうすでに考えていたのかと。

うちの「出て行けー!」は息子8歳の時。
「嫌だ!」と言うとか、泣くとかするかと思いきや、
とっとと出ていってしまった。
もう夜の11時過ぎ。
思わぬ展開に、急いで服をきて追いかけたが、すでに遅し。
どこにも見当たらない。
ババちゃんに言ったら、方々探したあげくに駅前の交番へ行った。
おまわりさんに話すと、それ位の年齢の男の子を保護していたが、迷子の届けがでていかなったので、しばらくして本署へ移されたらしい。(8歳ですでに護送かよ)
「かくかくしかじかの服装の子だったけど」の説明に、その部屋着を見たことがなかったババちゃんは、首をかしげていたが、

「とっても可愛い子だったなあ」の言葉にはすかさず、

「うちの孫に間違いありません」とキッパリ一発即答。

後でその話を聞いた私が、その時ババちゃんと一緒にいたジジちゃんに
「そんな恥ずかしいコメント、お父さん止めてくれたんでしょう」と言うと、ババちゃん

「お父さんも、すぐにそれは間違いないなと言って横で大きくうなずいていたわよ」

孫バカ特急電車はいつの日も制限速度を大きくオーバー。

ちなみに、私達が探している間、息子にどこにいたのかと聞いたら、近くのメキシコレストランのお姉さんに声をかけられて、オレンジジュースをごちそうしてもらい、そのお姉さんが交番へ届けてくれたらしい。

転んでもただではおきないっていうか、
その強さがあれば生きていけると喜ぶべきか
まあ、その強さでどーんと

少年よ大志、いや、大金を抱いて、
いつの日か母を迎えにきておくれ。

(今日の一句)

 孫バカは

 とどまるところ

 知らなくて

 息子の方も

 とどまる気もなし

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コメント

 すごいね~。 警察にお世話になったのは何回目だっけ? 私が知るのでは2回目だけど。 
 今回は警察の観察日記はないの?   
 

投稿: Amy | 2007年4月12日 (木) 17時37分

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